産後、不安を感じたり、困ったことがあったりした時に相談できる窓口を紹介します。
「こんなことを相談していいのかな……」と思うことでも一人で抱え込まず、誰かに話すと気持ちがラクになるかもしれません。最初は緊張すると思いますが、勇気を出して相談してみませんか。
全国の産後の相談窓口一覧
地域の保健センター
お住まいの自治体の保健センターでは、妊娠期から出産・育児まで子育ての支援を行っています。電話や対面などで、体のことや、子どもの発達で心配なことなどを保健師に相談することができます。母子手帳に番号が記されているので、まずは連絡してみては。
日本助産師会
助産師は、女性の一生にわたる性と生殖に関わる健康問題を中心に、必要なケアや保健指導を行う専門家です。産後の困りごとや悩みも、もちろん相談できます。毎週火曜日に無料の電話相談を受け付けているほか、全国都道府県助産師会でも相談窓口を開設しています。
https://www.midwife.or.jp/general/consultation.html
日本産後ケア協会
子育ての悩みから「とにかく誰かに聞いて欲しい」という鬱々とした気持ちまで、産後のママの心配ごとやモヤモヤを話せる相談窓口です。夜間の落ち着いた時間帯に相談できるようにと、「Dream time Call」という産後ママ専用の夜間無料サポートラインサービスが開設されています。
https://sango-care.jp/project/
よりそいホットライン
どんなひとの、どんな悩みにもよりそう悩み相談窓口。産後の悩み以外も相談できます。
電話のほか、FAX、チャットやSNSによる相談にも対応。
https://www.since2011.net/yorisoi/
オンライン母子保健相談室
公益財団法人 母子衛生研究会が運営する「オンライン母子保健相談室」では、妊娠や子育てについてのお悩みを、オンライン会議アプリZOOMを介して相談員(保健師または助産師)に1対1で相談できます。(事前予約制)
また、全国各地のデパートや量販店のベビー用品売り場などの「赤ちゃん(ベビー)休憩室)」で、保健師や助産師による健康相談・栄養相談、お子さまの身長・体重測定なども随時開催されています。
エンゼル110番
1975年から続く、森永乳業が行っている無料の育児相談。妊娠中から就学前までの子どもの育児についての相談ができます。
https://www.angel110.jp/
こども家庭庁 親子のための相談LINE
こども家庭庁が運営する、子育てや親子関係について悩んだときに、こども(18歳未満)とその保護者の方などが相談できる窓口です。
https://kodomoshien.cfa.go.jp/no-gyakutai/oyako-line/
その他の相談窓口
上記は基本的に相談料の負担なしで、専門家などに相談できる窓口です(通話料や通信料は相談者の負担となる場合があります)。
そのほか、相談料・診察料などがかかりますが、以下のような窓口もあります。
▼かかりつけの産科・婦人科
▼精神科
▼カウンセラー/オンラインカウンセリング
かかりつけの産科や婦人科の医師は、産後の女性のメンタルケアも行っています。相談内容に応じて、最適な相談先を紹介してくれることも。また、カウンセラーは心理ケアの専門家です。オンラインで相談にのってくれるところもあります。
困ったことや心配なことなどがあれば一人で抱え込まず、こうした相談先で自分の悩みごとや心の内などを話してみると、案外気持ちがラクになるかもしれません。産後、「つらいな」と思った時の参考にしてください。